食物繊維と コレステロール

食物繊維という食品成分は、人間がもっている消化酵素では分解されません。

簡単にいうと、食べても身体のなかを素通りしていくだけと考えられていて、
ちょっと前までは、ほとんど注目されてなかったんです。

ところが、今、食物繊維の隠れた作用が見直されて、
一躍注目を浴びるようになりました。


その「隠れた作用」とは、肥満抑制と血中コレステロールの抑制です。
この2点に、とても優れています。


具体例を挙げると、

◆食べ過ぎの抑える効果
    お腹の中で水分を吸って膨らむので、腹持ちが良くなる。

◆便秘が解消
    便の量が増えることによって、腸を刺激し、排便を促します。

◆血中コレステロールの上昇を抑制効果
    腸内でコレステロールの吸収を遅らせたり、妨げたりします。

 

こういった効果のある、食物繊維の多い食品群を以下に記しますので
積極的に摂っていってくださいね。


◆豆類
 特に大豆の仲間は、良質の植物性たんぱく質が豊富なうえ、
 食物繊維とカルシウムがバランス良く摂れますよ。

◆海藻
 海藻の「ねばねば成分」は、実は食物繊維の一種なんです。
 ぬめりのもとのアルギン酸に、コレステロールを減らす効果があります。
 代謝を促進する「ヨウ素」も摂れますので、積極的に摂ってほしい食品です。

◆きのこ類
 食物繊維もとれるうえに、ビタミンB1・ビタミンB2も摂ることができます。
 ビタミンBは脂質の代謝に必要なビタミンです。


…と、こういうふうに長所ばかりを書くと、良いことづくめな気がしますが、
注意して欲しいこともあります。

食物繊維には、ビタミンや無機質(カルシウムや鉄など)の吸収を
低下させる働きもあるんです。

何事にもいえることですが、摂り過ぎはよくありません。
何かに偏りすぎるということも、良くありません。

やはり、バランスのとれた食事を摂ることが大切です。

 

 
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